秘密法と共謀罪に反対する愛知の会は、24/4/13に12周年総会を開催し、中野晃一・上智大学教授による記念講演「経済安保『セキュリティ・クリアランス』が狙うもの」に会場・ネットを含めて約130人が参加しました。
・レジュメ
中野教授は、「現在衆議院を通過してしまった経済安保版秘密保護法の詳細については、本日配布された秘密保護法対策弁護団作成のリーフレットを読んでいただきたい。
どうして日本で経済安保版秘密保護法が進められようとしているのかは、日本の政治状況だけを見ても分からない。
バイデン政権は、『統合抑止』戦略をとっている。
1)軍事と非軍事(経済、科学技術、情報の統合)
2)同盟・パートナー諸国の軍事、外交、経済協調を網羅した統合
2012年12月からの安倍政権に引き続き、菅・岸田政権でも、歯止め無き対米追随路線を取っている。
その結果、日本の立憲民主主義の後退が深刻化している。経済安保版秘密保護法はその一つである。
アメリカは『自由や人権、民主主義を守るため』と述べているが、実際は真逆である。
恐怖を与える『抑止』では『小さい』戦争や代理戦争は防げず、ともに不安と恐怖を取り除く『共通の安全保障』でしか安全保障はできない」と述べました。
会場から質疑が活発に行われました。
その後【集会宣言】戦争で儲ける国づくりをさせない! を採択しました。
代表の濵嶌将周弁護士は「今のNHK朝ドラ『虎に翼』では、戦前、権利がなかった女性は『スンッ』としてきたと表現している。
安倍政権以来、日本全体が『スンッ』としていないか。おかしな状況に対して『スンッ』としないよう声をあげ続けたい」と述べました。
事前に申し込んでいただいた方は、24/5/9(木)まで録画を見ることが出来ます。
申し込まれていない方で、録画を見たい方は no_himitsu@yahoo.co.jp までお問い合わせ下さい(800円)。
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記念講演に先立つ12周年総会では、1年間の活動報告ならびに今後の活動方針が提起され、いずれも採択されました。
会員が高齢化に伴って減少しているため、さらに会員拡充に努めることが呼びかけられました。
・入会申込書 個人年会費1000円
役員はいずれも留任しました。
代表:濵嶌将周(弁護士)
事務局長:中川匡亮(弁護士)
事務局次長:林翔太(弁護士)
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今後、会として以下学習会を行うことがお知らせされました。
【24/4/26追記】1つの判決言い渡しが延期となったので、学習会も延期とします。追ってお知らせします。
詳しいことが決まり次第、ブログにアップします。
「警察による住民監視-2つの事件の控訴審判決-」(仮題)
日時:24/6/16(日)14:00~
講師:中谷雄二弁護士(名古屋共同法律事務所)
場所:名古屋第一法律事務所3F
※ 12周年総会あてに、近藤昭一衆議院議員、もとむら伸子衆議院議員からメッセージを頂戴しました。
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24/4/14 中日新聞
経済安保新法案に危機感 中区 上智大・中野教授が講演
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