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特定秘密保護法に反対するため、弁護士や市民が「秘密法と共謀罪に反対する愛知の会」を結成しました。各地のイベント、最新ニュースも載せます。集団的自衛権にも反対です。https://www.facebook.com/nohimityu


by beshi50
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藤田早苗さん講演会 「世界から見た日本のヒューマンライツ」に86人

秘密法と共謀罪に反対する愛知の会は、国際人権の専門家である藤田早苗さんのオンライン講演会「世界から見た日本のヒューマンライツ」を22/2/14に開催し、86名の申込がありました。
(22/2/28までは申込された方は録画を見ることが出来ます。)
 no_himitsu@yahoo.co.jp
 
藤田さんは英国・エセックス大学のヒューマンライツセンター フェロー。
日本の各種人権問題に取り組むため、秘密保護法案を英訳して国連機関に通報するなど働きかけるとともに、今回一時帰国し、全国17大学19コマで講義や、5公開企画の講演会を行っています。

今回英国から帰国した際、2週間のホテル「隔離」を経験した藤田さん。
期限が決められていたので何とか耐えられたが、期限が決められず、理由もわからず入管で「収容」されていた人の話を直接聞いたところ、人権があまりにも無視されていて非常にショックを受けたといいます。

国連には「特別報告者」という各分野の人権の専門家がいて、それらの発言を尊重しないと国連憲章に反します。
国連特別報告者は、日本に対し「クリティカル・フレンド」(批判もする友人)としてこれまで耳が痛い警告を発してきましたが、日本政府はずっと無視続けてきました。

日本の難民問題や入管政策に関しても、国連特別報告者がずっと警告して来ましたし、「国連人権勧告」も出してきました。
それでも入管のルールは変わらず、2021年3月にウィシュマさんが亡くなってしまいました。

藤田さんは「ヒューマンライツ・ディフェンダー」として、声の出せない人、社会の底辺の底辺にいる人を代弁して各種発言をしています。
それらの人の人権が守られないと、他の弱者をも守れないからだと藤田さんは言います。

藤田さんは「日本では人権といえば『思いやり』を思い浮かべる人が多いが、国連人権高等弁務官事務所HPでは『政府の義務』を強調している。①不当に制限しない ②第三者による人権侵害を防ぐ③条件を整える ことが重要だ。
権利は使わないといけない。前国連人権高等弁務官は『1日2000回の呼吸。人権はそういうもの。なくなりそうになって初めてその重要性に気づく』とも言っている。」と述べました。

その他、日本が『個人通報制度』が使えないこと、選択的夫婦別姓を認めていないのは日本だけのこと、入管法改悪は2021年にいったん取り下げられたが再度政府は提出しようとしていることなどを話しました。

また、国連特別報告者は日本のメディアについて「独立性に重大な危機」と指摘しており、メディアは「パブリック・ウォッチドッグ」として市民の側に立って権力を監視すべきとしました。

さらに、国際人権法は市民やメディアが知らないだけでなく、弁護士も裁判官も知らないので、積極的に使うべきとしました。

日本の貧困問題、生理の貧困、フードロス等、日本だけを見るのではなく、他国と相対化するといろんな事がわかってくるといいます。
そのためには海外のメディアにも目を通してはどうかと提案がありました。

藤田さんが各大学で上記の話しをしたところ、「日本にこんな問題があったとは知らなかった」という声が多くあり、毎週日曜日に関心を持った学生らと勉強会をしています。

藤田さんは「我々は微力だが、無力ではない」との入管問題で活躍している児玉晃一弁護士の発言を引き、今後の活発に活動していきたい、ぜひ引き続きのご支援をお願いしたいと締めました。

その後活発な質問がなされました。

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藤田さんの今後の活動は、「日本の表現の自由を伝える会」ホームページに記載しています。
 
藤田さんの活動の引き続きのご支援をお願いいたします。
帰国費・滞在費として有効に使わせていただきます。
 郵便振替 口座番号:00870-7-216543
 ゆうちょ銀行 〇八九(ゼロハチキュウ)店 当座 0216543
 加入者名:日本の表現の自由を伝える会

藤田早苗さん講演会 「世界から見た日本のヒューマンライツ」に86人_c0241022_12533267.png

by beshi50 | 2022-02-14 23:59 | お知らせ・報告など | Trackback | Comments(0)