19/12/7 藤田早苗さん国内・国際活動報告(名古屋)
2019年 12月 15日
秘密法反対全国ネットワークは、19/12/7(土)8(日)に、名古屋市東別院会館にて「秘密法反対全国ネットワーク交流会・再び それは秘密法から始まった-戦争する国づくりに抗して-」を開催しました。
その中で、英エセックス大学ヒューマンライツセンター フェローの藤田早苗さんが国内・国際活動報告を行いました。
・19/12/7 資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/himitsu/191207-1.pdf
・19/12/8 資料
http://www.nagoya.ombudsman.jp/himitsu/191207-2.pdf
藤田さんは、秘密保護法案ならびに共謀罪法案を英訳して国連の担当者に渡しました。
その後も、国連にたびたび訪れて情報提供しています。
その結果、国連特別報告者から日本に書簡が出たり、日本に公式訪問が実現しました。
2019年6月には「日本政府は勧告をほとんど履行していない」という趣旨のフォローアップ報告書が国連人権理事会に提出されました。
それだけなく、東京新聞の望月記者への官邸からの圧力についても英訳して、国連個人通報制度に基づき通報し、国連特別報告者から日本政府へ「通知書」が出されました。
藤田さんは日本の現状を深刻に考えており、若い世代を育成するため毎年2回日本中の大学を回って日本の表現の自由の現状、人権の国際スタンダードを伝える授業を行っています。
授業を受けた学生は「こんなに日本が腐っていたとは思わなかった」などと一様にショックを受けています。
Facebookで「Dr 藤田をhubとして繋がろう!の会」を結成し、若者同士をつなげています。
藤田さんは、英国の授業で学生に対して日本のマスコミの後進性を伝えています。
それだけでなく、英国の日本人留学生に対しても日本の状況を伝えています。
2019年12月-2020年1月、藤田さんは全国各地の16大学19コマ、8公開企画を行います。
藤田さんが国連を訪問する費用・日本各地を講演する費用は全てカンパでまかなっています。
そのため、藤田さんが撮った写真を販売するほか、カンパも募集しているのでぜひご協力下さい、としました。
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藤田さんの活動は「日本の表現の自由を伝える会」ホームページにまとまっています。
https://hyogen-tsutaeru.jimdo.com/
日本への再度の帰国・滞在費用で最低でも40万円ほどかかる見込みです。 ぜひカンパのご協力をお願い致します。
