11/21 学習会「秘密法と共謀罪で肥大化する権力」(長峯信彦先生)に80名参加
2017年 11月 23日

11月21日は第2回「秘密法と共謀罪で肥大化する権力」(講師:長峯信彦・愛知大学教授)でした。
学習会の冒頭で、この日の午後に行われた名古屋白龍町の住環境破マンション建設反対運動のなかで不当逮捕された事件の第4回公判の報告がありました。
検察側が「決定的の証拠」として出してきた、建設現場を映した「防犯カメラ」の映像。
被告人とされた奥田さんは、後ろ姿だけが映っています。
この後ろ姿の画像を、主に関節の動きに着目して動き方を解析する専門家による画像鑑定の鑑定人への証人尋問が行われました。
過去に2000件近い鑑定(それも8割以上は検察側の依頼)を行ってきた証人は、奥田さんが相手を突き飛ばすような動きをしたとは考えられない、「被害者」が奥田さんから加えられた力で「よろけて後退してダンプに当たった」というのはいかにも不自然だ、とはっきり証言しました。
専門の鑑定人の尋問で、暴行の事実がないことが証明された画期的な公判だといえます。
<参照>
名古屋白龍 住環境を守る会

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<浜島事務局長 冒頭挨拶>

長峯さんは、秘密法と共謀罪で強まる監視社会の問題性を明らかにしたいと、
《監視社会と私たちの尊厳・人権》―奪われゆく「心の自由」と「表現の自由」―
とのタイトルで語りかけました。

まず、個人の尊厳は、「命」「心」「性」の尊厳であること。それが国家による圧力や報道などの社会的制裁によって損なわれている現実を明らかにされました。
さらに、表現の自由については、国家権力との対抗・緊張関係という視座が重要であり、民主政の健全な維持には欠かせない重要な原理であることが強調されました。
続いて、秘密保護法・共謀罪法によって、国家権力による監視社会が完成させられつつあること、それは国内の戦争体制づくりであることを具体的に明らかにされました。
<質疑応答>

連続学習会を閉めるにあたって、共同代表の中谷弁護士は、安倍政権が憲法を改悪することの意味、憲法に自衛隊を明記する意味をこう語りました。
軍事が憲法にはいれば個人の尊厳はなくなる。
軍事優先、国家優先になる。
だから、われわれは憲法改定させてはならないんだ、と。
あらゆる分野で声をあげ、憲法改定を阻止しようと。
愛知県弁護士会が、安倍9条改憲NO!あいち市民アクションが、安倍9条改憲を阻止するために取り組みを開始しています。

今回の長峯先生の講演内容は今私達が取り組んでいる運動である憲法の大切さについて改めて分かりやすく丁寧に時に例えを取り組んで下さいましてとても有意義なものになりました。
憲法13条の「すべて国民は、個人として尊重される。」が自民党が2012年に出した憲法改正草案には「人として尊重される」に変わっていることは改めて大きな違いがある、独立した個人として認められなくなることの怖さを認識されられました。
国旗敬礼や国歌斉唱が式典・儀礼の非日常性を利用して、同調圧力を無意識のうちに確実に醸成して行われている話は多くの国民に日常的に何気なくやっていることが実は国家による「心の監視」をしている恐ろしいものであることを教えていただきました。
秘密保護法・共謀罪の怖さは改めて認識されられました。
これらの法案は関心を持っていない国民は多くいますが実はすべての国民に関係があるものであり今後の課題はいかに分かりやすく伝えていけるかということになるので一緒に考えていきたいと思います。
先の総選挙の結果で得票数では私達の思いが一定表れたと思います。
しかし民意が反映されない選挙制度の為政権側が多数を握ってしまいましたがあきらめる訳にはいきません。
より大きな声をあげていかなければなりません。
今回の学習会が今後前向きに取り組んでいく為になりました
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<参照>

● 12・17安倍9条改憲NO! あいち市民アクション キックオフ集会に参加しよう
http://stopabenk.exblog.jp/26218697/
チラシPDFファイル:
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota12/20171217kickoff.pdf