秘密保護法なんてゆるさない!12.6大集会&デモに500名
2015年 12月 06日
秘密保護法なんてゆるさない!12.6大集会&デモ」を開催し、
500名の参加がありました。
なお、12/6(日)には全国9か所(札幌・弘前・東京・名古屋・岐阜・四日市・京都・大阪・高知)で秘密保護法反対の取り組みがありました。
特定秘密保護法の施行から丁度2年,12月6日,栄,エンゼル広場にて,愛知の会は,「秘密保護法なんて許さない!大集会&デモ」を開催しました。
矢崎暁子さんの司会のもと,「安保法制のときよりも短い審理期間で強行採決された2年前のあの日のこと,皆さん忘れてませんよね!忘れてないっていうことを政府に知らしめましょう!」とのかけ声で,集会は開始されました。
集会では,4名によるリレートークが行われました。NPO法人情報公開市民センターの内田隆さんは,秘密保護法の審理経過や現在の秘密の指定状況すら開示されない実態を指摘し,「国の情報公開は,確実に後退した。」と強調しました。DemosKratiaの村田峻一さんは,「改めて秘密保護法を読み直して見たが,公務員や報道を締め付ける悪法だいうことが再確認できた。」と声を張り上げました。 命どぅ宝あいちの喜久山アコさんは,「政府の情報公開に対する締め付けは昔と変わらない。この締め付けに断固反対しましょう。」と,参加者を元気づけました。元共同通信記者の山本邦晴さんは,戦時中の日本の降伏も秘密のために遅れ,たくさんの犠牲が出たことを指摘し,レミゼラブルの「民衆の歌」を熱唱し,会場を盛り上げました。
そして,出発に際して,愛知の会の中谷雄二共同代表が,「国の情報が隠されていては,市民は,国の在り方を全く議論できない。共謀罪,盗聴法と相俟って,市民監視社会が作られようとしている。今こそ反対の声をあげるべきだ。」と訴えました。
集会に続くデモでは,「秘密保護法は絶対廃止!情報統制 絶対反対!監視社会は絶対反対!独裁国家をゆるさない!戦争のための秘密はいらない!情報は市民のものだ!身辺調査で差別しないで!憲法まもれ!」といったシュプレヒコールが上げながら,約1.5キロ,栄の街を練り上がりました。
今回の集会・デモには,肌寒い中,500名の人が集まりました。また,この日は名古屋だけでなく,東京や京都など全国各地でも秘密保護法に反対するデモが行われました。
国の情報が隠されては,私達市民は,政府の暴走を批判することすらできなくなります。まさに,「秘密から戦争が始まる」事態を絶対に阻止するべく,今後も秘密保護法声を上げ続けていきましょう。
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↑年末の栄の街を歩いて訴えました。
↑12/1-8に来るはずだった国連「表現の自由」特別報告者を日本政府が受け入れ拒否したと
伝える、矢崎暁子弁護士
↑秘密保護法検討過程の情報が非公開となり、裁判で敗訴。
特定秘密指定管理簿は概要も指定者肩書も非公開。内容全部非公開と話す、
NPO法人 情報公開市民センターの内田隆氏
↑2年前の秘密保護法強行採決時にこの場にいた、村田 峻一さん。
2年たち、戦争法制や共謀罪などとセットになっていたと改めて気付いたと訴え。
↑「秘密保護法の無かった頃、国が那覇市を訴えた。情報公開条例で公開しようと
した自衛隊施設の情報公開を止めよと。理由が、国にもプライバシーがある」と
言ったとする、喜久山アコさん(命どぅ宝あいち)
↑共同通信の前身の同盟通信は、1945/8/10、政府による「ポツダム宣言受諾」を対外放送で発信。
戦勝国は喜びに沸くも、日本国民は8/15まで知らされず、何千人も空襲で亡くなった。
正しい情報は必要だと訴える、元共同通信社記者の山本邦晴氏
↑来年夏に予定されている参議院選挙で、秘密保護法に賛成した議員を落とそうと
訴える、共同代表の中谷雄二弁護士
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特定秘密保護法の強行採決が行われた2013年12月6日から2年、2014年12月10日に施行されてからも1年を迎えます。
しかし、全く諦めるわけにいきません!
まだまだ、諦めると思ったら大間違い!!
秘密保護法なんてゆるさない!
12.6大集会&デモ
と き:2015年12月6日(日)
17:00~ 集会、 17:30~ デモ出発
ところ:(名古屋市)栄・エンゼル広場
地下鉄「矢場町」駅6番出口、松阪屋北館東
チラシ http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/151206.pdf
facebook イベントページ https://www.facebook.com/events/128361574193564/
主 催:秘密保全法に反対する愛知の会 →※
スピーチ者
・内田隆(NPO法人 情報公開市民センター)
・村田 峻一(DemosKratia)
・喜久山アコ(命どぅ宝あいち)
・山本邦晴(元共同通信社記者)