わたしたちにできること~安保関連法案廃案、強行採決させないために
2015年 07月 10日
与党に強行採決させないために私たちができることは何か?

国会議員もさすがに内閣支持率が下がった状況、反対世論が圧倒的であるという状況で強行採決に慎重になるでしょう。というのも、国会議員は選挙で選ばれており、私たち市民の声を気になるはずです。
最近与党議員がした、自民感じ悪いが広がると危機を迎える、という趣旨の発言から、与党議員が世論を気にしていることは明らかです。
憲法学者、元内閣法制局長、日弁連、専門家が違憲と繰り返し述べていること。特別委員会の野党質疑や、国際紛争の現実を知る専門家が発信する情報。
いのちの危機、民主主義や法の支配の危機である、あぶない、と思っている方々が多いでしょう。
実際に、この法案が特別委員会で審議されてから、内閣支持率はぐっと下がりました。
このようなことを考えると今市民が行動し声を明らかにすることは意味のあることです。
愛知の会の街頭宣伝での街行く人々の反応を見ても、みなさん反対していると感じます。
この市民の気持ちが、与党に伝わっているのか、しっかり形にして伝えないと、「知らない」といわれてしまうのではないか、と思います。
市民が内心思っている声は、与党が「知らない」といえないように、明らかにして、
市民の力で強行採決を阻止、廃案に追い込むことができるのではないか、と思うのです。
ただ、声を明らかにすることは初めて、どうしたらいいの?という方も多いのではないかと思いました。
市民の声を明らかにするために、何ができるでしょうか。
①デモや学習会
デモ、街頭宣伝や学習会の情報は愛知の会のブログで発信しているものをご利用いただけます。
・参加できる行事に参加する。
・友達を誘って参加する。
・イベント情報をインターネット上で広げる。
SNSでリンクをシェア等
・イベントの賛同人になる(共同行動のデモは賛同人を募集しています)
②署名
さまざまな団体が、インターネット上や街頭や草の根で署名を集めています。
・署名する
・署名用紙をわけてもらって、署名活動に参加する。
③国会議員に声を届ける。
・与党議員に対して、廃案を求める要望をFAXなどで送信する。
・廃案に向けて行動している野党議員にエールを送る。
・国会議員のFacebookに直接メッセージを送る。
④情報を広げる
・SNSを活用する。ニュース記事などのリンクをシェアする。
最近は憲法研究者も情報発信しています。憲法研究者共同ブログ
・安保関連法案の問題点について記事にした報道機関に励ましの連絡を入れる。
・インディペンデントメディアや、与党サイドからバッシングを受けたマスメディアの会員になったり、購読して応援する。
たとえばIWJ、琉球新報、沖縄タイムズ
⑤国会議員に対して
・自分の地域が選出している議員にFAXする。
・地元国会議員のFacebookに直接メッセージを送る。
⑥市民運動を応援する
・市民運動をしている団体やグループに参加して手伝う。
チラシの折り込みなど裏方で必要とされる作業など実はいろいろあります。
・市民運動をしている団体やグループにカンパする。
イベントでカンパの呼びかけがあるところもありますし、団体のページにカンパのお知らせをしている団体があります。(愛知の会もですが)
…ほかにもさまざまに行動が考えられると思います。
今回強行採決がさし迫っている状況では、
11日以降に各地で予定されている行動に参加することは非常に有効ではないかとおもいます。
企画する側はいつも初めての方の参加をお待ちしています。
是非、東海三県の方はこちらをご覧になって行動に参加してみてください。さっそく明日11日にはデモや学習会があります。
愛知県以外の情報はこちらからもご覧いただけます。

自分には何もできないけど、行動を起こしてくれている人を心で応援しています。
子育てと仕事とで、反対デモにも参加できないけれど、
自分にできることはなんだろうと考えて、頑張ってくれてありがとうのコメントしたいと思います。