続・知多半島市民有志からのレポート
2015年 06月 13日
http://nohimityu.exblog.jp/24183307/
の続き、知多半島市民有志の街頭宣伝を呼びかけているHさんからの報告です。
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6月11日(木) 18:00~ 19:00 常滑駅
第4回「戦争法案」反対 宣伝行動を行いました。

この日の参加者は計9名。常滑駅 改札前の通路は屋内ですが、「公道」という扱いということで、この通路上で宣伝を行いました。
恒例リレートークはハンドマイクなしで、肉声による訴え。音がよく響く場所と言っても、地声が大きくない人には話しにくいということもあって、この日はビラの配布などに専念する人も数人みえました。
この日の天気は雨。屋根の下で雨宿りをしながら、迎えの車を待つ人もいて、宣伝行動には却って好条件でした。
何人かの人と、時間をかけて対話や意見交換をすることができました。
元自衛官という20代くらいの若者とは話が弾み、宣伝終了後もさらに1時間くらい対話することができました(計2時間くらいの対話)。最終的に「戦争を回避するには外交努力が大切」ということで、意見の一致を見たようです。
宣伝行動で6.13「戦争は絶対にダメ!知多半島市民の集い」のビラを配布するのはこれが最後ですが、宣伝自体は「戦争法案」が廃案になるまで続けて行く予定です。
宣伝行動に参加したH2さんが、主に若い世代の人との対話・意見交換を積極的に行いました。対話した大まかな内容についてレポートいただきましたので、以下に紹介します。

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〈19才 女子大学生〉
安倍政権の今の暴走ぶりを止めなければ、戦争に巻き込まれてしまいます。
来年の参議院選挙、そして(憲法改正の)国民投票に備えて、戦争はだめ!と声を挙げていきましょう。
(わたしの語りかけ)
「そうはならないと思いますよ。だってわたしたはちは70年間平和を保ってきた実績があるんですから。」
〈男子高校生・2名〉
今の時代の危うさ、「どうすれば良いのかを一緒に考えていこう」という提案に対して深く頷いてくれた。
〈元自衛官〉
・現代のハイテク兵器はとても素人に扱える代物じゃないから、徴兵制によるにわか仕込みの兵士ではとても勤まりません。
・軍事費をもっと投入して、軍備増強を図るべきです。場合によったら核武装もありでしょう。
(そりゃあキリがないよね。とわたしの意見。)
・国同士の全面戦争は有り得ず、あるとすればテロ。特にISが脅威。それに対する備えが緊急の課題。
・原発がヤバいことは解る。しかし、日本は外交力ゼロでしょう!
・それと共に技術力と経済力がいる。それらを十分に使って、外交を展開すること。
(これはわたしの意見です。同意してもらった。)
・戦争を起こす原因に貧困があるのだから、貧困をなくすための援助と外交に生かすこと。
(これもわたしの意見。同意。)
・従軍慰安婦については、証言しかなく、証拠が全く不十分。だからといってスルーしてはいけない。(わたしの意見。同意。)
・従軍慰安婦の被害者の数を問題にする必要は全くない。(わたしの意見。同意。)
・被害を受けたと言う人がいるのなら、調査は十分行うが、まず謝ることだ。(わたしの意見。不同意。)
・こういう運動をしている人たちはガチガチの融通の利かない人たちだと思っていたが、今日はよく話ができてよかった!
また会いましょう、と言って、握手して別れました。お陰で、男子サッカーを見損ないました。
以上
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H2さんは、毎回の宣伝行動の中で、このような対話や意見交換を積極的に行っています。
若い世代の人や異なる意見をもつ人との対話ができていることは、わたしたちにとって、とても貴重な経験だと思います。こういうことができているのも、毎回の宣伝行動が大勢のみなさんに参加いただいているためですので、今後の宣伝にもみなさんのご協力をお願いします。
今日はいよいよ「戦争は絶対にダメ!知多半島市民の集い」当日です。こちらへも大勢のみなさんのご参加をお願いします。
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