14/7/27 国民安保法制懇の緊急集会 レポート
2014年 07月 28日
「国民安保法制懇・集団的自衛権行使を容認する閣議決定を徹底検証!」
のタイトルでの緊急集会を行いました。
http://kokumin-anpo.com/37
・動画とレポート(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/158000
秘密保全法に反対する愛知の会 会員の加藤けい子さんがレポートを書いてくれましたので
掲載いたします。
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司会の川口創弁護士が
「これだけの豪華な顔ぶれの講師陣の話をみなさんは、無料で聴いたのです。
無料、タダで聴いたのです。これで何も行動しなかったら罰が当たりますよ。
さあ、これからです。がんばりましょう」と締めくくりました。
その通り、すばらしい内容の緊張感あふれた集会でした。
印象に残ったことを簡単に記します。
柳澤協二さんが、
これからの政治日程にふれて、
「ここから先は、思い通りに進まない」と力を込めて発言しました。
閣議決定したが、ここまでは安倍さんの取り巻きだけでかってにやれた。
しかしここからはそうはいかない、国民の声がある、と。
私は、思わず「そうだ」と力を込めて拍手しました。
伊藤真さん、小林節さん、愛敬浩二さん、パネラーのみなさんの意気が高いです。
安倍を下すしかない! 安倍打倒だ!
ともかく安倍のやり方は許せんのだ!という怒りにあふれていました。
主権者は国民だ。内閣ではないぞ-。
民主主義はわれわれが行動でつくりだすのだ!
そうですよね。
政権側にいた柳澤さんが、
国民安保法制懇のメンバーとして公に安倍政権に弓を引く。
相当の覚悟を決めてのことだと思いました。
伊藤真さんからは
安倍政権の「ナチスの手口」ぶりをしっかり教わりました。
なお、伊藤さんは安倍のめざす国を「戦前の軍事強国」と規定しました。
すっきりしました。
米・中・日の国家間関係についても示唆に富んだお話を伺いました。
小林節さんは、
「米国にとっては日本列島そのものが中国の太平洋進出を食い止める防波堤だ。
千島列島と尖閣諸島付近を警戒していればいいのだから…。
しかも米軍基地を置かせてやっている。安保条約が片務なわけがない」と。
柳澤協二さんは
「米国は中国との戦争を望まない。中国はベトナム沖でひといことをやっているが、
軍事力は行使していない。そこは考えてやっている」と。
ともかく、今なのです。
「集団的自衛権行使反対! 」の圧倒的な国民の声で
安倍政権を包囲しましょう。
そうしなければ、いつ日本が戦争を引き起こすかわからない…緊迫した事態なのです。
内河恵一弁護士の閉会の挨拶
「秋には一万人の大集会をやろうという声もある。
愛知県弁護士会も協力してやっていく。」
には、万雷の拍手でした。
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加藤けい子