特定秘密保護法に反対するため、弁護士や市民が「秘密法と共謀罪に反対する愛知の会」を結成しました。各地のイベント、最新ニュースも載せます。集団的自衛権にも反対です。https://www.facebook.com/nohimityu


by beshi50
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4/12 戦争する国づくり許すな 特定秘密保護法廃止へ!全国交流集会

2014年4月12日、東京都の文京区民センターで「戦争する国づくり許すな 特定秘密保護法廃止へ!全国交流集会」が行われ、愛知の会からは矢崎暁子弁護士が参加し、特別報告として発言しました。
当日の様子はUstreamでも見られます。
http://www.ustream.tv/channel/%E7%89%B9%E5%AE%9A%E7%A7%98%E5%AF%86%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E6%B3%95%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%81%B8-%E5%85%A8%E5%9B%BD%E4%BA%A4%E6%B5%81%E9%9B%86%E4%BC%9A

以下、矢崎から参加報告です。
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会場には300人以上が集まったようで、机が足らず、臨時で椅子を出したりして、人がいっぱいでした。

講師の渡辺治一橋大学名誉教授からは、「『戦争する国』に向け暴走する安倍政権 集団的自衛権と秘密保護法」と題した講演が行われました。集団的自衛権行使容認と秘密保護法は、アメリカと共同して武力行使するために不可欠な車の両輪である、という観点から、これらが出てきた経過を振り返りつつ、現在、集団的自衛権の「限定容認論」が台頭してきていて危ない、という指摘がなされました。
「限定容認論」とは、「日本に全く関係がないところへは行かない、『放置すれば我が国の安全に重要な影響を与える場合』に限って集団的自衛権行使を認める」という主張で、これにより与党内の慎重派も取り込んで解釈改憲の突破が目論まれているとのことでした。しかし例えば「石油輸入のためのシーレーンを守る必要がある」と言えば中東にまで出て行けることにもなり、曖昧で危険な議論だという批判がなされました。

特別報告として、①新潟、②長野、③愛知から、秘密保護法の廃止運動の特徴的な取り組みについて報告を行いました。
①新潟は、女性の会が元気。2013年12月に発足し、様々な分野の女性だけで構成。賛同人は現在721人。1000人を目指している。「秘密保護法だめらて(新潟弁)」というキャラクター(下記ブログにちらしあり)を作り、「ヒミツ通信」を発行。
http://blog.goo.ne.jp/s_kkgpj/e/478d2d14f30a74a47f6afceb696ab712
また、自由法曹団や救援会等が「実行委員会」を作り寸劇を行ったことをきっかけに結成された「秘密保護法に反対する新潟の会」は、今後、署名や地域での学習会、6月議会での意見書採択運動を全県的に広げていく予定。

②長野は、満蒙開拓団に全国で一番多く人を送り出してしまった歴史がある。記念館が阿智村にある。議会への請願に若い人たちが参加し、保守層をも動かした。とくに1月通常国会開会日に向けた新聞意見広告。片面300万円、3000人を目標に賛同の呼びかけを始めたが、年末には1000人しか集まっていなかった。しかし年が明けてからどんどん増えて、結局見開きぶち抜きの5000人意見広告ができた。元海軍中尉で特攻の生き残り、家族全員を戦争で亡くしたという男性から5万円の協力募金が届くなど、募金もたくさん集まり、信濃毎日新聞だけでなく中日新聞(南信で多い)にも意見広告を載せることができた。新聞に載ったことで地元の議員たちも驚いており、大きなインパクトを与えた。

③愛知の会の報告としては、とくに学習会と街宣をしっかりやってきたことを話しました。
緊張していたのでうまく伝わったか不安ですが、発言(したかったこと)の概要は次のとおりです。
2012年、ほとんど報道がない中でのスタート。自分たちがメディアになって知らせていく必要がある、そのためにも自分たちがしっかり知る必要がある。それに「過剰反応」「騒ぎすぎ」という予想されるキャンペーンにだまされないためにも、何度でも学習しよう。そうやって弁護士会員を講師派遣する学習会や独自の学習会と、街頭宣伝に力を入れ、たくさんやってきた。
また、全国ネットワークの取り組みも。4月6日には初顔合わせ。地域も運動経験も支持政党も問題意識も運動スタイルも全くバラバラの人たちが集まり、6時間もかけて情勢報告と議論を行った。
とくに運動をどう広げたらいいのか、について。「一点共闘」「一点共同」という言葉は何度も何度も聞いてきた。しかし、今でもできていない、というのが率直な感想。「一点共同」の難しさ。市民運動の内部には対立があり、市民運動の中と外の間にも溝がある。これは誰もが感じているであろう残念な現実。全国ネットの交流集会でも、その対立や溝をどうしたらいいのか、という議論がなされた。初めて顔を合わせる人の間でそういう議論ができてしまうほど、事態は深刻。
どうしたらいいのか。全国ネットは、「ネットワーク」が特徴。組織や団体で一つになろうとすると、役員や方針をめぐり対立が生じうるため、対立している人同士がまとまれない。そうではなくて、また「上が方針を決めて降ろす」のではなくて、それぞれの団体・組織がやりたいことを勝手にやる、だけど情報や経験は共有し合おう、何か大きくやるときは一緒にやろう、という「ネットワーク」としてのつながりならできるのではないか。全国ネットワークでは、そういうつながり方が提起されたし、現にそういうつながり方はもうすでに始まっている。護憲運動においても、できないわけがない。
誰も排除しない、「誰でも来い」という真摯な姿勢をもつこと。そういう姿勢が見えていれば、あらゆる党派の人が参加できるようになる。そのことは愛知の活動が証明している。
私たち一人ひとりの言動や態度が、世論を作り、社会の雰囲気を作っている。秘密保護法は「もの言えぬ社会」を作ろうとする。同じように、「あの人は嫌」「あの人たちとは一緒にやりたくない」みたいな排外的な態度も、そういう社会の雰囲気を作る。秘密保護法を廃止するのはもちろんのこと、ものの言えない社会を変えて、排外的な社会の雰囲気を変えていくことが必要。一人ひとりが「不断の努力」(憲法12条)によって、萎縮しないで発言をし続けなければならない。また自分自身の言動や態度に気をつけなければならない。それは自分の周りの人との会話から、始めることができる。

討論の時間に、「全国の九条の会を束ねて一つにする必要があるのでは、どこかがリーダーシップをとってはどうか」という質問が出されました。渡辺先生から、「その質問に対する答えは矢崎さんの報告にあった」と答えていただきました。
いろんな立場の幅広い共同を作っていくには、なにか命令・号令の下に結集させる、みたいなことはできないし、やるべきでない。九条の会にも、毎日「なぜ統一行動をやらないのか」と電話がかかってくる。しかし統一行動はやらない。自分たちで考えて自分たちの地域でやってほしいから。九条の会は、それぞれ全く違うやり方でやっている。みんなが違う意見をもっている。呼びかけ人にも意見の違いはある。そういう意見や立場の違いを前提に、議論やけんかをしながら運動を作っていくことこそが大きな力を生む。今求められているのは大きな輪を作ること。そういうネットワーク型の運動が今、起きている。これは安保闘争とは全く違う、新しい動き。

渡辺先生が事務局をしておられる「九条の会」も、全国に数千ある「○○九条の会」の独自で勝手な取り組みで成り立っています。違いを前提にして手をつないでいく、それが民主主義の社会ですよね。

「極秘通信」の第5号と第8号を抱えて持って行ったところ、参加者のみなさんが次々に寄ってきてくださり、持って行った分を全部配ることができました。中には「これ欲しかったんです」と声をかけてくださる方もいて、ちょっと嬉しかったです。

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憲法会議
http://www.kenpoukaigi.gr.jp/

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2014年4月13日(日)しんぶん赤旗
安倍暴走阻む共同を 秘密法廃止へ活動交流
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-04-13/2014041301_02_1.html
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by beshi50 | 2014-04-13 23:59 | お知らせ・報告など | Trackback | Comments(0)