日本精神神経学会が秘密保護法適性評価に反対
2014年 04月 01日
平成26年3月15日に「特定秘密保護法における適性評価制度に反対する見解」を
発表しました。
https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/2014/20140315.pdf
<見解要旨>
特定秘密保護法における適性評価制度に対して、本学会は下記の理由で反対する。
(1)精神疾患、精神障害に対する偏見、差別を助長し、患者、精神障害者が安心して
医療・福祉を受ける基本的人権を侵害する。
(2)医療情報の提供義務は、医学・医療の根本原則(守秘義務)を破壊する。
(3)精神科医療全体が特定秘密保護法の監視対象になる危険性が高い。
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秘密保護法が国民生活をを監視するだけでなく、健康に生きる権利をも破壊する
懸念がますます高まっています。
遅くとも2014年12月までに施行が予定されている秘密保護法は、廃止するしかありません。
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公益社団法人 日本精神神経学会
https://www.jspn.or.jp/index.shtml
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2014年3月18日 m3.com
精神科は特定秘密保護法の監視下に 学会が適性評価制度に強く反対
http://www.m3.com/open/clinical/news/article/197600/
2014.04.01 共同通信
秘密保護法適性評価に反対 精神神経学会が見解
http://www.47news.jp/feature/medical/2014/04/post-1061.html
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