福島みずほ議員 秘密保護法逐条解説、H23.11分法令協議入手
2013年 12月 05日
午前11時45分に福島みずほ議員の強い要求によって、ようやく開示されました。
福島みずほブログにもうすぐアップされますが、
福島みずほ事務所の許可を得て、以下でも見ることができます。
・特別秘密の保護に関する法律案【逐条解説】H24.11.19づけ (全92ページ)
http://nagoya.ombudsman.jp/himitsu/chikujo.pdf
・内閣情報調査室が各省庁と協議した法令協議(H23.11分)(全533ページ)
http://www.ombudsman.jp/data/H23-11-2.pdf
5ページ足りない分は加工
開示文書に存在しない(161ページ~164ページ)
平成24年9月27日づけ決定 517ページと518ページは同じページを開示決定か?
・2013年12月05日 福島みずほブログ
参議院国家安全保障特別委員会で秘密保護法強行採決
http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-2386.html
・2013年12月5日 参議院国家安全保障に関する特別委員会(動画)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
福島みずほ議員の質問 2:37:10-2:55-40
以下、上記資料から分かったことならびに12/5参議院国家安全保障委員会での
福島みずほ議員と森まさこ大臣とのやりとりです。
・適性評価項目の薬物とは、医者から適切に処方されたものも含むか?
眠くなる花粉症の薬は?
→含むと答弁。
薬物については逐条解説29-30ページ、法令協議1の45ページ
・サーバーメンテナンス業者から過失で漏れたら?
→サーバーメンテナンス業者が懲役と答弁。
サーバーメンテナンス業務については法令協議2の64ページ、
3の16-17ページ
・新規採用予定者は対象か?
→特定秘密を扱いうる人は対象と答弁。
新規採用者については法令協議3-18ページに載っています。
内閣情報調査室が各省庁との法案内容の細かいやり取りが2011/8/1-2012/10/12で
85回行われています。
・NPO法人 情報公開市民センター 2013/8/19発表
秘密保全法法案制定過程の情報開示請求から見えてくるもの
【資料6】内閣情報調査室と協議先の省庁 回数と日時分析
http://www.jkcc.gr.jp/data/130819.pdf
しかし、これらについて、閣議決定前に情報開示決定した分は「不当な混乱を生じる」として
内容はすべて非公開でした。現在名古屋地裁で非公開取消訴訟を行っています。
・NPO法人 情報公開市民センター
http://www.jkcc.gr.jp/menu6.html
閣議決定後に情報開示決定した、H25.8.1分の法令協議は、内容がすべて公開されました。
http://www.jkcc.gr.jp/menu6.html#131202
これら書類は以前から複数の国会議員が出せと言っていましたが、ようやく12/5になって
ごく一部が開示されました。これらがあれば、国会の議論も空転しなかったと福島みずほ議員は
述べています。
これら国会での法案審議にきわめて重要な情報が国民はおろか、国会議員にも知らせないまま
強行採決するのは論外です。
全ての情報を公開した上で、きちんとした国会での審議を求めます。
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参考 NPO法人 情報公開市民センターに平成24年9月27日づけで開示された、
H23.11分法令協議
http://www.ombudsman.jp/data/H23-11.pdf