13/8/9毎日新聞1面 秘密保全法案骨子判明 漏えい 政治家に罰則
2013年 08月 10日
毎日新聞 2013年08月09日 02時30分
秘密保全法案:漏えい、政治家に罰則 非公開延長も
http://mainichi.jp/select/news/20130809k0000m010130000c.html
記事によれば、漏えいの罰則対象は一般公務員に加えて政務三役ら政治家を含む
特別職にも拡大するとのこと。
特定秘密を入手するため、上記対象者に「社会通念上是認できない行為」により
そそのかしたり扇動したりした第三者も処罰されるとのことです。
また、特定秘密の指定は期間を定め、更新制で延長も可能になるとのこと。
今回骨格が判明しましたが、これまで懸念されてきた、
・何が特定秘密に当たるか不明
・どのような行為が「そそのかし、扇動、社会通念上是認できない行為」か不明
であることは変わりがありません。
また、適性評価の対象が、罰則対象のみに限られるのか、2011.8報告書のように
「配偶者のように対象者の行動に影響を与え得る者」まで調査対象になるのかは
記事ではわかりませんでした。
そもそも、秘密保全法案は国民に全く公開されていません。
審議過程も有識者会議も、省庁間検討内容も公開されておりません。
情報公開を無にし、国民のプライバシーが丸裸になる可能性がある
秘密保全法案の条文その他を今すぐに国民に公開し、法案の是非を議論する必要があります。
