5/27(日)広島弁護士会が秘密保全法シンポ
2012年 05月 09日
シンポジウム~あなたも「秘密保全法」にねらわれる~
http://www.hiroben.or.jp/kouen_info.php#88
現在政府は,秘密保全法制の国会への提出を計画しています。
この法制度は,市民にとって重要な情報であっても政府等の保有者が
特別秘密と判断すれば,その情報は指定された管理者によって厳重に
管理され,その情報に接近し取得しようとする行為やその周辺の行為を
処罰の対象とするもので,国民の知る権利を有名無実化し,国民主権,
民主主義の基盤を崩してしまうおそれがあります。日本弁護士連合会は,
昨年,会長声明,意見書等を公表するなど,法案の上程阻止に
取り組んでいます。それを受け,当会も,本年1月,プロジェクトチームを
立ち上げ,会長声明を公表し,2月29日には,会内勉強会を実施して
法制度の内容を検討し,その違憲性について確認したところです。
そこで,この法制度ができると,どのような情報が,どのようにして
市民から遠ざけられてしまうのか等につき,皆さんと一緒に考える
機会を持ちたいと考え,本シンポジュウムを企画しました。憲法の
視点からの討論に加え,過去に行なわれた取材活動がこの法制度に
よってどのような規制,制限を受け,市民が重要な情報を知り得ない
ままとなってしまうかなど,参加者がその問題性を具体的に実感できる
シンポジュウムにしたいと考えています。
ぜひ、お気軽にご参加ください。"
日時 平成24年5月27日(日) 午後1時30分~5時
場所 広島YMCA国際文化ホール
http://hymca.jp/hall/access.htm
基調講演 西山太吉氏(元毎日新聞政治記者)
シンポジウム
〔パネリスト〕西山太吉氏(基調講演者)
清水勉氏(弁護士・日弁連秘密保全法制対策本部事務局長)
岩崎誠氏(中国新聞社論説委員)
〔コーディネーター〕井上正信(広島弁護士会)