6/30(火)学習会「日本の外交を考える 集団的自衛権から沖縄基地問題まで」(名古屋)を開催しました。
2015年 06月 30日
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◆2015/06/30 【愛知】米国は「戦争が日常」の国 日米外交めぐり猿田佐世弁護士が講演――安倍政権による安保法制推進に警鐘鳴らす
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/251178
150名定員の会場が満席になりました。
猿田さんから、ワシントンの日本コミュニティの存在やワシントンが日本の政策に与える影響、ワシントンの後ろ支えを得るべく日本の政治家やメディアが躍起になっているという現状が報告されました。
日本の政治家が5~30人といわれるワシントンの知日派を訪れ発言をとりマスコミがそれを報道するという「ワシントンの『拡声器』」という状況が60年間続いている。
沖縄米軍基地問題について、下院の責任者が、ロビー活動により沖縄の現状を知り、訪日し、沖縄に耳をかせ、という発言をしたエピソードを紹介し、外務省からワシントンの責任者に与えられている情報が乏しいこと、市民による外交の可能性が報告された。アメリカには、環境、女性、こども、の問題に関して熱心な方々がいらっしゃり、「日本」というチャンネルだけでなく、これらのチャンネルを使うことができることも話されました。
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新幹線遅延により猿田さんの到着が遅れたため、講演開始まで、愛知の会共同代表2名が話をしました。
◇本秀紀共同代表(名古屋大学教授、憲法学)
言論を抑える与党周辺の動きは、焦りの表れである、憲法審査会の憲法学者3名の安保関連法案は違憲だという発言から動きは変わってきた、安保関連法案の成立をとめるのは市民、市民の声でとめられる。
◇中谷共同代表(弁護士)
与党は、どうしても安保関連法を成立させたくて9月27日まで会期を延長した。国会は1度しか延長できない。7月1日はじめ、デモという方法で市民の声を明らかにしよう。