特定秘密保護法案 政府原案の詳細判明
2013年 09月 27日
朝日新聞webに掲載されました。
2013年9月27日9時14分 朝日新聞
特定秘密保護法案 政府原案の詳細
http://www.asahi.com/politics/update/0927/TKY201309270036.html
なお、20条については、以下のようになっているとのことでした。
第二十条 この法律の適用に当たっては、報道の自由に十分に配慮するとともに、これを拡張して解釈して、国民の基本的人権を不当に侵害するようなことがあってはならない。
※網掛部分については、現在、内閣情報調査室において内部検討中のもの。
時事通信によれば、特定秘密保護法原案ポイントは以下のとおりです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013092600995
一、行政機関の長は所掌事務で、特に秘匿が必要なものを特定秘密として指定。
一、行政機関の長は、5年を超えない範囲で指定の有効期間を設定。延長も可能。
一、特定秘密は、指定した行政機関の長の同意があれば利用可能。
一、特定秘密を取り扱えるのは適性評価を受けた者。政務三役や首相補佐官、政令で定める者は例外。
一、適性評価は、テロリズムとの関わりや犯罪歴、飲酒、借金、家族の国籍などについて実施。
一、報道の自由に十分配慮し、拡張解釈で国民の基本的人権を不当に侵害してはならない。
一、特定秘密の取り扱いに従事する者が秘密を漏らしたときは、10年以下の懲役または1千万円以下の罰金
いくら」「報道の自由に十分に配慮する」と記載されていても、
情報公開が死滅し、個人のプライバシーが侵害される危険性は全く
変わっていません。
なお、朝日新聞によれば、15日間しか募集しなかったパブコメに対し、
13/9/25集計では約9万件の意見が寄せられ、反対が77%で、賛成は13%だった
とのこと。
http://www.asahi.com/politics/update/0926/TKY201309260380.html
10月15日(火)にも開会が予定される臨時国会に政府は法案を提出する
見込みです。
ぜひとも法案を提出するなと声を上げ、国会議員に働きかけましょう。
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